小型犬に多い膝蓋骨脱臼の家庭でできる対策は?
小型犬に多い膝蓋骨脱臼の家庭でできる対策は?
みなさんこんにちは。
今日も愛犬は元気よく走り回っていますか?
愛犬にはいつまでも元気で長生きして欲しいですよね。
でも、犬だって病気や怪我をしてしまいますよね。
犬の種類によってなりやす病気がありますよね。
我が家の愛犬のポメラニアンのような小型犬
がなりやすい病気に「膝蓋骨脱臼」というのがあります。
ポメラニアンの飼い主として
「膝蓋骨脱臼とはどんな病気なのか?」
「家庭でできる予防方法は?」
「発症してしまったときの対策は?」
など...知っておくべきだと思い色々調べてみました。
膝蓋骨脱臼とはどんな病気?
膝蓋骨脱臼とは、犬の後肢の膝蓋骨が正常な位置から
内側や外側にずれてしまう病気です。
膝蓋骨が収まっている溝が生まれつき浅いために発症
しやすい先天性と、肥満や、転んだり滑ったりして発症
する後天性とがありますが、約9割は先天性だと言われて
います。
膝蓋骨脱臼はどんな症状?
無症状なものから歩くことがままならないような症状
まで幅が広く、状態によって4段階に分けられています。
グレード1
膝蓋骨は正常な位置にあり、手で脱臼させることは
できますが、手を離すと自然に正常な位置に戻ります。
普段の生活の中では無症状なため、なかなか気づきません。
グレード2
膝蓋骨は正常な位置にありますが、膝関節を曲げると
脱臼してしまいます。
脱臼した膝関節は肢を伸ばしたり、手で押すと元に戻ります。
脱臼しているときは肢を引きずったり、肢を後ろに伸ばす仕草
をします。
普段の生活の中ではあまり支障はありませんが、骨の変形が
進行すると膝蓋骨を支えるじん帯が伸びてしまい、グレード3
に移行してしまうケースがあります。
グレード3
常時脱臼した状態で、手で押したり肢を伸ばすと一時的に
正常な位置に戻りますが、また直ぐに脱臼してしまい、
肢を上げて歩くことが増えます。
肢をひきずり、腰えお曲げて内股で歩くようになります。
グレード4
常時脱臼した状態で、手で押しても正常な位置に戻りません。
骨の変形もかなり進行し、膝関節を伸ばすことができないので
肢を曲げてうずくまったような姿勢で歩いたり、足を浮かせて
歩いています。
予防と発症後の対策
◎肥満にならないように体重管理に気をつける。
◎まだ発症していないか程度が軽ければ、屈伸運動などをして
ふとももに筋肉をつける。
◎発症してしまったら、獣医師と相談して適切な運動量や運動
方法を決めて実行する。
◎家の中では、床で滑らないようにマットやじゅうたんなどを
敷く。
◎足裏の毛をまめにカットして滑らないようにする。
◎跳んだり、飛び降りたり、階段や段差を上ったり下りたり
しないようにする。
◎軟骨や関節をケアするグルコサミン・コンドロイチン配合の
ドッグフードやサプリメントを与える。
家庭で直ぐにできる対策としては、家の中で滑らない配慮をしたり
グルコサミン・コンドロイチン配合のドッグフードとサプリメント
を与えることですね。
グルコサミン・コンドロイチン配合のドッグフードを調べてみたら
「カナガンドッグフード」と「モグワンドッグフード」
が良さそうでした。
我が家は早速、ドッグフードを変えてようと思います!
愛犬がいつまでも健康でいられますように♪